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学童ICTシステムのメリット・デメリット

学童でICTシステムのメリット・デメリット

近年多くのIT企業によって、GAKUDOUなどの学童保育向けのICTのシステムが開発、提供されています。
国や自治体でもICTシステム導入を推進しており、補助金の交付も手伝ってICT化が進んでいます。
学童のICTシステムとは」で学童向けのICTシステムがどのようなものかご紹介しました。
こちらでは学童向けのICTシステムを導入する上でのメリットやデメリットについてお伝えします。

学童保育ICT化のメリット

学童保育経営者のメリット

・人材が確保できる
ICTシステム導入による、放課後児童支援員や学童保育指導員の負担軽減から、人材不足解消が期待できます。
事務作業の負荷が軽減されると、労働環境が改善され、離職率が下がり、人手不足のリスクも低下できるでしょう。
残業代などのコストも削減できます。

学童保育に入れたり保護者は年々増えており、学童保育の施設も増えていますが、支援員や指導員など職員の数が足りていません。
ICTシステムを導入し、学童保育の指針を方向づけることで職員が働きやすい環境を整えることができれば、学童保育自体の評判もよくなるでしょう。

・コスト削減
ICT化によって大幅なペーパーレス化も図れます。
GAKUDOUであれば、タブレット端末やパソコンでひと目で必要な情報を確認できますし、修正もかんたんにできます。もちろん印刷も可能ですが紙代、印刷代のコスト削減が期待できるでしょう。
児童票や保護者の情報もデータ化してしまえば、必要なときにすぐに確認できますし、セキュリティもしっかりしているので安心です。
連絡事項やプリントで渡していたお便りなども保護者のマイページでやりとりが可能になるため紙媒体でのやりとりをしていた時のトラブル回避にもつながるでしょう。

放課後児童支援員や学童保育指導員のメリット

・事務作業負担軽減
上記の通りICTシステムを導入することで事務作業の負担が軽減されます。
児童一人ひとりの利用プランの情報と入退室記録のデータがICTシステム内で自動集計、照合され、手作業で行っていた入室児童の管理がかなり楽になるでしょう。
また、事務作業が軽減されることにより、多様なこどもたちの保育にしっかりと時間を使えるようになります。
残業も減るため、保育指針を他の職員と話し合う機会をもて、さらなる職場環境の改善につなげることもできるでしょう。

・保護者との連携がスムーズ
保育園や幼稚園などの保育施設と違い、学年分けがされていない学童保育では、異動でも無い限りずっと同じこどもたち、保護者とつきあっていかなければいけません。
合わないご家庭とも子どもが退所するまではやりとりをしなければいけないので、平日数時間、引き渡しの時間だけの付き合いがほとんどとはいえ年度毎のリセットがないのは辛いものです。
しかし、保護者のマイページでやり取りができるため、必要な情報をもれなく伝えることができ、普段のちょっとした連絡や、緊急連絡も電話でのやりとりが必要なくなるため最小限のやりとりで過不足なく連携がとれるためストレスも軽減されるでしょう。

保護者のメリット

・連絡がスムーズ
ICTシステムを導入するにあたっては、保護者の協力も必要になります。
中には難色を示す保護者もいらっしゃるでしょう。ICT化の際に説明会を開いてメリットを伝えると納得してもらえる可能性が上がります。
保護者にとっての大きなメリットは連絡の手間が減少することです。
学童保育は午後14時くらいから開園し、それ以前は連絡のために電話をかけても職員とつながらないことが多いです。
しかし、仕事で忙しい保護者はその時間帯に連絡を取ることが難しいでしょう。
GAKUDOUの保護者マイページであれば、通勤途中や休憩時間など時間にとらわれず連絡することが可能です。
連絡をしたあとも過去の連絡事項をスマホから見返すことができるので、連絡をしたかどうかの確認がかんたんにできます。
保護者側からの連絡はもちろん、学童保育側からの緊急連絡などもリアルタイムで受け取れるため安心です。

学童保育ICT化のデメリット

職員や保護者への理解

上記でもお伝えしましたが、ICT化をすすめるためには、職員と保護者に理解を求める必要があります。
学童保育の職員は40代以上の女性の割合が高く、パソコンやICTシステムに対する抵抗感や苦手意識が強い方も少なくありません。
保護者と連携するためには保護者にもスマホを使ってやりとりしてもらわなければいけないので、使いこなせないケースもあるでしょう。
しっかりと使い方の説明や導入後のサポートをしてくれるIT企業のICTシステムを導入すれば、説明をする場合もアドバイスやサポートを受けながら職員や保護者の不安を解消できます。

環境の整備

快適にICTシステムを利用するには、インターネット環境の整備が必要不可欠です。
パソコンやタブレットの設置台数が少ないと作業できる職員も限られてしまうため、効率が悪くなることも。
学童保育の職員の数に見合った台数の端末が必要でしょう。
また、児童や職員の入室管理に使うICリーダーやパソコン、タブレットを設置するスペースも必要になります。
ICTシステムを導入する前に、自治体や業者に選定や見積もり、手配の相談にのってもらうと良いでしょう。

一時的な業務負荷

ICTシステムを導入する際には、通常の業務に加えて、データの準備や入力、管理といった切り替え作業が発生します。
また、操作を覚えたり、慣れたりする時間も必要なため、慣れるまでの一時的なこととはいえかなりの負担になってしまう場合があるでしょう。
ICT化をすすめるときに通常業務を回しつつ増える負荷をどう乗り越えるか事前にしっかりと取り決めておくことが大切です。

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