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よりよい学童保育所にするために必要なこと

学童保育施設で働く放課後児童支援員が楽しいと思える仕事であること。
子どもたちの社会性を集団保育の中で養えること。
より良い学童保育施設にするにはそういったポイントは重要です。
こちらではより良い学童保育にするための取り組みについてご紹介しましょう。

職員同士のコミュニケーション

平日は午後からたくさんの子どもたちを迎え入れる学童保育施設の職員。

しかし、職員同士の連携が摂れていないことが非常に多いのです。

多いと40人から70人くらいの子どもたちと生活をしなければいけないので、そのチームワークが問われます。

職員同士の価値観が違っていても、学童保育に入室する「子どもたちが楽しく過ごせるように」という同じ目標に向かって進む仲間です。

コミュニケーションを取り合い、それぞれの役割を尊重し支え合い、得意なことや個性を発揮することで子どもたちの居場所を協力して提供できるのだということを意識しましょう。

子どもが必要とする遊びの提供

子どもたちが必要とする遊びの提供するには、子どもとの信頼関係を作らなければいけません。

ルールや休憩と言いながら、子どもたちに我慢をしていませんか。

未就学児はもちろん、小学校1〜3年生までの子どもたちの生活は遊びそのものです。

掘り下げてみましょう。

●小学1年生

誰かと一緒に遊んでいても、一人で遊んでいるという自己中心性が残る一年生。

職員やお友達のことを考えて遊ぶなどはまだまだ難しいことです。

突然「もうやめる!」と言って抜けてしまいます。

あとに残されたお友達がどう感じるかなどは考えられません。

体力的にも2、3年生より弱いため、同じルールで遊ぶ場合、職員は一年生をフォローしながら遊ぶようにしましょう。

一年生はどの子も「自分が」楽しいのです。

●小学2年生

一年生と比べると精神的にも体力的にもその成長は著しいものがあります。

ルールを意識して遊ぶことができるようになり、相手を疑ったり少し考えたりができるようになるでしょう。

それ故にルールから外れると制裁をしようとする行動が生まれるようになります。

協力してクリアしたり、切磋琢磨する遊びを取り入れると遊びの幅も大きく広がるでしょう。

一人ひとり、成長のスピードは違うので、ルールを守ることに対するフォローが必要です。

●小学3年生

多くの学童保育施設で3年生までということが多く、最上級生という扱いになります。

職員の手伝いも進んでやろうとする子がでてきて、その成功体験から自信につなげる子も出てくるでしょう。

自己主張が強くなり、大人の都合もつついてきますが、集団をまとめる頼れるリーダーになってくれます。

だからこそその精神的成長によりそい一緒に遊ぶ必要があるのです。

子どもの話をきく

子どもが望む遊びを提供することが難しいという場合は、子供の話をよく聞いてみましょう。

子どもの話を聞くことは信頼関係を築く上でも本当に重要なことです。

伝えることや教えることに重点を置きがちになって子どもの話を聞くと言うことがおろそかになっている学童保育職員も少なくありません。

子どもが楽しいと思う遊びと大人の楽しいと思う事は違います。

大人の楽しいは大人にとって都合の良いことしかないのです。

子どもにとって楽しい遊びとは、遊びを追求できること。

環境的にいろいろ難しいこともあるかもしれませんが、子どもの「楽しい」を追求してみましょう。

遊びの中で社会性を身につける

今の子どもたちに不足しがちな異年齢集団で遊ぶこと、継続的時間で遊べること、確保された遊べる場所があること、という3つの条件が揃っています。

集団生活を身に付ける上で必要な条件です。

遊ぶことで楽しいという感情に引かれて行う主体的な行動は、楽しいことが待っているから辛いことも乗り越えられるという精神的な成長にもつながっていきます。

集団遊びの時間

ルールを守ることを重視されがちですが、集団の中で自分がどうしたらみんなと楽しくできるか、失敗を含めて経験できる環境を整え支援していくことが集団遊びの意義となります。

自分のやりたいことを周りと協力しながら、辛いことも乗り越えてやり遂げることができる能力は大人にも求められます。

遊びを通して子供たちは知らず知らず身に付けていくのです。

ただし介入しすぎないように気をつけましょう。

一人の時間

学童保育は親の就労支援のために預けられた子供たちです。望んで入ったわけではないので本当は1人で家で過ごしたいと考えているお子さんもいらっしゃるでしょう。

集団でいることを共有され自由に自分の時間を過ごすことができない、入室する子どもたちにはそういった側面があることも忘れてはいけません。

そのため学童保育所の中でなかなか難しいですが、自分ひとりでいられる時間を確保することも重要でしょう。

一人ひとりのタイミングでのんびりできる環境を作ることをオススメします。

一日学校で疲れて、学童保育に帰ってくる子どもたちはたくさんいるでしょう。

「ちょっとひとりになりたいな」と考えるお子さんが、一人になれる環境を用意しましょう。

隣にそっと寄り添う、これも支援の要素となります。

いかがでしょうか。

子どもたちを主体にしてよりよい学童保育施設にしていきましょう。

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