子どもたちが楽しめる学童の夏休み企画アイディア

毎年訪れる夏休み。学童では子供たちは朝から夕方まで過ごします。
外は暑くて出ることができず、室内での遊びも限界があります。
そこで、学童の支援員は子供たちが飽きずに楽しく過ごせるように、さまざまな行事を考えるのです。
しかし、行事のアイデアも毎年同じようなものばかりで、新しいアイデアを求めている方も多いでしょう。
こちらでは、学童保育所の支援員などスタッフが深く関わるからこそ子どもたちが楽しめる行事のアイデアをご紹介しましょう。
目次
夏休みは子どもたちと深く関われる
一日中学童保育所で過ごすことになるため、夏休みは子どもたちと深く関わることができます。
子どもたち同士も遊びを通して仲間意識が深まりますし、学童保育所の支援員も子どもたちと長い時間を過ごす中で信頼関係を育む時間となることでしょう。
そんな貴重な夏休みだからこそ、保護者の方が安心して預けられ、子どもたちが充実した時間を過ごせるようにさまざまな企画を考えることが重要になります。
学童保育所の夏休み企画のポイント
夏休みの企画を考えるにあたって、抑えておきたいポイントをご紹介しましょう。
体験型の活動
民営の学童保育所で多く行われているのがアウトドア活動や自然体験プログラムの企画です。子どもたちが自然とふれあい、新たな発見や学びを得ることができます。
夏休みの宿題につながる、工作やクラフト作品作りなどの手作り活動も楽しみながら創造力や協力心が養える一石二鳥の企画です。
地域との交流
地域のイベントや施設への訪問、ボランティア活動などを通じて、子供たちは地域とのつながりを深め、社会性や共同生活の大切さを学ぶ企画です。
夏まつりなどの企画に参加させてもらい、地域との交流を大切にすることも学童保育所のありかたの一つと言えます。
スポーツ大会やキャンプ
水遊びやキャンプなどの活動は子どもたちに健康的な身体づくりをする機会を与えることができます。食育や遊び、チームワークの大切さも促すことができるでしょう。
公設の学童保育所でも、小学校のプールを開放してある場合は学童保育所の子どもたちが利用できる時間を使ってイベントを企画してみてはいかがでしょうか。
自己表現の発表会
ダンスや劇、音楽などの活動を通じて、イベントや発表会を企画するのも子どもたちの成長を支援する企画の一環となります。
日々自己表現や発表の機会がほしいと感じている子はもちろん、普段身体を動かさないという子も自信をつけることができますし、ふだん関わらない子どもたち同士の交流や、成功体験からの感動を共有することができます。
子どもたちの興味関心に合わせる
夏休みの企画は、子どもたちの興味や関心に合わせて多様な要素を組み合わせることが重要です。
子どもたちが楽しみながら成長し、夏の思い出を作れるような企画を立てることで、充実した夏休みを提供することができます。
夏休みの企画アイデア
子どもたちと充実の夏がすごせる企画のアイデアをご紹介します。
学童保育所の規模やスタッフ、地域によって立案できるものは変わってくるので、組み合わせの参考にしてみてください。
夏まつり
夏まつりは学童保育所で人気のある定番の行事で、子おもたちにとって楽しみなイベントです。
簡単な夏まつりを企画することで、子どもたちは協力し合いながら季節を感じることができます。
保護者の協力が得られれば、浴衣や甚平を着たり、手作りの提灯や飾りを作ったりすることもできるので、夏まつりの雰囲気を盛り上げることができるでしょう。
模擬店やゲームを楽しんだり、太鼓や盆踊りを踊ったりすることも魅力的です。
地域の夏まつりに参加して楽しむのも良いでしょう。
子どもたちは夏まつりを通じて交流やチームワークを養い、思い出を作ることができます。
夏の風物詩である夏祭りを通じて、子どもたちの成長と楽しみを促すことができるでしょう。
工作
夏休みの工作は、参加する人数によっては準備が大変ですが、思い出に残る素敵な行事です。
低学年の子どもたちは毎週1つずつ作成することで飽きずに楽しめますし、高学年の子どもたちは大作に挑戦することで充実感を得られるでしょう。
また、夏休みの宿題としても取り組むことができます。
普段なかなかじっくりできないプラバンのアクセサリーやアイロンビーズなど、時間をかけて取り組むことで創造力や忍耐力を育むことができます。
夏休みの工作は子供たちの創造力や想像力を刺激し、楽しみながらも成長を促す活動です。
スイカ割り・じゃんけん大会
季節を感じさせる定番のスイカ割りも子どもたちが楽しく参加できる企画です。
ワクワク感と興奮が広がり、みんなが一緒に協力し、目標を達成する喜びを共有できます。
またじゃんけん大会も子どもたち同士が楽しく参加し仲良くなれる企画でしょう。
夏を満喫できるだけでなく、笑顔や楽しい思い出を生み出してくれます。
また、子どもたち同士で協力することでチームワークも育まれるでしょう。
また、夏まつりと組み合わせることで楽しさが一層増すのではないでしょうか。
水遊び
学童保育所の子どもたちのためにプールが開放され、ライフセーバーの協力が得られる場合に楽しめる企画です。
普段は自由遊びのみのことが多いですが、宝探しゲームやバタ足、けのびゲームなど、チームワークや競争心、達成感を得られる企画を取り入れると楽しいイベントになります。
水難事故や熱中症と言った事故につながらないように、学校や地域、保護者の協力を得て企画してみましょう。
いかがでしょうか。
子どもたちと充実した夏休みを過ごすために、さまざまな企画を考えてみましょう。自治体で開催されている夏休みこども教室などのイベントを参考にしてみるのもオススメです。