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学童保育で働くのに有効な資格

学童保育の開設や運営は受け皿を広げるために基準が緩和されています。
運営する上では特に資格は必要ありません。
しかし子どもを預かる上で「放課後児童支援員」の資格をもった学童保育士は2名以上を配置されることが義務付けられています。
「放課後児童支援員」は学童保育に必要不可欠な資格ですが、さらに学童保育で働く上で有効な資格があることをご存知でしょうか。

放課後児童支援員

放課後児童支援員は学童保育を行う上で必要不可欠な資格です。
よく学童保育指導員と混合されがちですが、専門資格をもっているかもっていないかの違いになります。
しかしその資格を取得するための受講条件があります。

・保育士資格をもつ人
・社会福祉士を取得している人
・高卒以上の学歴または同等の資格があり、児童福祉事業で2年以上従事した人
・幼稚園から高校までのいずれかの教員免許をもつ人
・社会福祉学や心理学、教育学、社会学、芸術学または体育学を専修する学科や課程を修了し、卒業した人
・5の学科で優秀な成績を修め、大学院に入学した人
・6のうち、大学院を卒業した人
・6のうち、海外の大学を卒業した人
・高卒以上の学歴をもち、放課後児童健全育成事業に類似した事業での実務経験が2年以上あり、市区町村長から認定を受けた人

以上のいずれかに該当しなければいけません。
出典:放課後児童支援員に係る都道府県認定研修ガイドライン(案)の概要

放課後児童支援員の専門性を高める資格

学童保育の質向上のために配置されている有資格者たる放課後児童支援員ですが、その専門性を高めるための資格があります。

放課後児童育成支援師

「放課後児童支援員」の専門性を高める資格「放課後児童育成支援師」。
より高度な知識や技能を習得したい場合に目指したい資格になります。
また、さらに上を目指したいための足がかりにもなる資格です。

4日間の日程で「育成支援計画論」「育成支援実践論」「育成支援研究論」を受講し、試験に合格することで取得できます。

放課後児童専門育成支援師

「放課後児童育成支援師」の上位資格の一つになります。
子どもの育成支援を専門に学べるカリキュラムを履修し、受講対象者は放課後児童支援員や支援師、放課後児童指導員の有資格者になります。
開講される分野は年度によって異なりますが、以下8つの中から学びたい分野を選択して受講します。

・遊び指導
・生活指導
・発達障害・育成支援
・高学年・育成支援
・健康・保健
・子育て支援
・組織・マネジメント
・地域・コーディネート

1日:90分×4コマ+試験で2日間のカリキュラムです。
科目毎に実施される試験に合格すれば資格を取得できます。

放課後児童高度育成支援師

「放課後児童支援員」の専門性を高める資格である「放課後児童育成支援師」と「放課後児童専門育成支援師」、そして「放課後児童高度育成支援師」。
この「放課後児童高度育成支援師」は3つの資格の中で最も専門性が高い資格となっています。
2つの資格の知識に加えて実践を必要とするカリキュラムで構成されています。
さらに高いレベルの専門知識をもち、実践力・スキルを身に着けて学童保育施設で活躍したいという方のための資格です。

資学童保育施設で通算600日以上指導員として実務経験を積んだ現職指導員であることがカリキュラムを受けるための条件です。
また、取得するためには座学のセミナーを受けた後に実践研究報告書の作成や研究発表、個別面談指導などをクリアしてからの取得となります。

そのほかの学童保育で役立つ資格

認定キッズコーチ

コーチング理論をベースに子どもたちに寄り添いながら指導していく資格「認定キッズコーチ」。
一般向けコースと資格保有者や経験者向けのコースがあり、将来学童保育に関わる仕事をしたいという方から学童保育施設で働いていて知識を増やしたい方、保育施設で働いたことはあるが小学生との関わり方や保護者とのコミュニケーションのとり方を学びたい方まで、学童保育など放課後の子どもたちの保育に関わる全ての方が対象の認定資格になります。

子どもの能力を伸ばすためのコミュニケーション方法やリスク回避・対応などこどもたちを取り巻くさまざまな環境や社会の状況を分析すること、子どもの発達や年齢に応じた遊びの重要性、保護者対応などの知識を学びます。

認定キッズコンサルタント

学童保育のみならず、0歳からの子どもの発達や成長に関する知識をもち、幼稚園・保育園などの保育施設から小学校などの接続に関しても知識が深く、学童保育の知識と技術をもって放課後の生活を充実させながら、教育的視点からのアドバイスも可能な人材として証明される「認定キッズコンサルタント」。

学童保育に興味がある方はもちろん、子育て中の保護者や教育現場・学童保育施設でさらなる成長を目指したい方、子どもたちと触れ合う上での実践的な力を身に着けたい学生の方など、教育・放課後児童の育成に興味がある方全般が取得対象者になります。

キッズコンサルタントの根本である「教育論」やシングル英字における教育論の「幼少教育論」、学童保育の基礎知識である「学童論」にキッズコンサルタントに必要な力となる「キッズコンサルタント論」の4つの理論を習得します。
認定キッズコンサルタントを取得すると、学童保育施設運営をするための具体的なノウハウも身につけることができます。

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