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学童保育とは

学童保育とは何でしょうか。
こちらのページでは学童保育がどのようなものかについてご紹介させていただきます。
学童保育について興味のある方は是非ご確認ください。

学童保育とは

学童保育とは、共働き世代やシングル家庭などで保護者が働いており、帰宅する時間が遅い場合の子どもたちを、学校が終わった後や長期休みの間預かることを言い、その施設のことを学童保育施設といいます。
「学童クラブ」「放課後児童クラブ」「〇〇学級」など、地域によって名称は様々ですが、放課後に小学生を保育することを総じて学童保育と呼びます。
多くの場合が小学生を対象としており、学童保育施設も小学校からほど近い場所や学校内にある場合が多いようです。

学童保育は昔からそのような形態のものはありましたが、法制化されたのは1997年です。
厚生労働省が、運営に必要な基本事項の説明と、望ましい方向の示唆として、「放課後児童クラブガイドライン」を発表しました。
そして、2014年に子ども・子育て関連3法による児童福祉法の改正により放課後児童クラブの設備及び運営についての基準を踏まえ、自治体が条例で基準を定めることとなりました。

ですから、学童保育という保育施設はまだまだ発展途上であり、さまざまな課題を抱えています。
しかしそれらを解決すべく、国からの補助や、自由にできる学童保育だからこその学びの場を発展させていくことで、今進化していく最中の保育形態でもあります。

学童保育の役割

学童保育の役割は共働きやひとり親の家庭などで自宅に一人になりがちな子どもたちに「生活の場」を与えることです。
ほかの子どもたちと遊ぶ、大人と話をする、ほかの人がいる中で宿題をする、ほかの人と一緒にテレビを見る…というようなことは一人ではできないことで、他者とのコミュニケーションを通じて社会性を学んだり孤立しないようにしたりする働きがあります。

放課後自宅に直帰し、保護者が帰宅するまで一人の時間が多くなると様々な問題が起こる可能性が高くなります。家庭内での事故もそうですが、直帰せずに寄り道をしたり、帰る途中で交通事故や誘拐、不審者と接触したりといった事故に巻き込まれる可能性も高くなります。
学童は帰宅の時間や自宅の方向が同じ子どもたちを一緒に帰宅させたり、低学年のうちは保護者が迎えに来る場合もあります。
そのため極力子どもが一人きりになる時間を減らし、望まぬ事態にならないようにする役割もあるのです。

学童保育に子どもを預ける理由

学童保育は公立、民営に限らず共通していることは「子どもを預かってくれる施設」ということです。
共働きやシングル親の家庭の場合自宅に保護者が帰宅する時間が遅くなる場合が多くなります。部活動などでそもそもの帰宅時間が遅くなる中高生とは異なり、小学生は低学年はお昼過ぎや夕方前には授業が終わることも少なくありません。
そのため、子どもを一人にしておくことがないよう、不慮の事故が起こらないように、という理由で子どもを保護する場所に預ける必要ができたのです。

また、近年では、学童保育事業の多様化に伴い、特に予算や運営方法に融通の利く民営(企業経営等)の学童保育施設では放課後から帰宅までの隙間時間を有効に活用すべく、小学校では教えてくれない高度な学習の講座を設けたり、レッスンカリキュラムを組んで、子どもたちを保護しつつ効率的に学習をさせるといった形態を行っている施設も多くあります。
特にそのような民間の学童保育施設に関しては、子どもを長い時間預かってくれる場所であり、保護者が帰宅後教えることがなかなかに難しい習い事や宿題をこなすことができる場所として「学び」という点でも注目を集めています。
そして、民間学童保育施設の場合公立と異なり子どもたちを預かる時間も長く受け付けていたり、食事や入浴、自宅までの送迎なども担っていることもあり、費用が高いことを除けば保護者のライフスタイルに極力寄り添ってくれる運営であることも需要の多いポイントです。

学童保育を選ぶ際にチェックしたいこと

上記のように学童保育は公立の公営から、民間企業が運営している民営まで様々な形態があります。
公立は厚生労働省の基準に基づき定められた費用で運営されているため決して贅沢な施設ではありません。施設の規模も学校に付随する場合様々ですが、一定の基準にのとって運営されているという安心感はあります。
対する民営の場合基準のガイドラインはありますが運営方針は事業主に一任されています。
そのためきめ細やかな痒い所に手が届くサービスが可能になりますが対して費用は高額です。それを踏まえたうえでも施設を選ぶ際にはなるべく事前に見学をして実際の様子を確認しておく必要があります。

たとえば、
・スタッフの目は行き届いているか
・子供は孤立していないか
・子どもたちは仲良くできているか
・学習は見てもらえるのか
などは実際に施設内の様子を見なければ把握することは難しいでしょう。

そのほかにも
・病気の際の対応
・休校日の対応
・アレルギーの対応が可能か(おやつや食事など)
・習い事などでの中抜けは可能か
といったことも事前に確認しておく必要があります。

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