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ノンコンタクトタイムを充実させよう

学童のICTシステムとは

ノンコンタクトタイムを導入して、働き方改革を行っている学童保育所があります。

就業時間中に子どもたちと関わらない仕事を行うことは残業時間を減らし、一見良いように見えますが、ノンコンタクトタイムに行う業務内容の状況によってはうまくいかないこともあるようです。

ICTシステムを導入し、ノンコンタクトタイムを充実させることで業務負担を軽減し、ノンコンタクトタイムを活かすことができます。

こちらではノンコンタクトタイムとICTシステムを導入するメリットなどについてご紹介しましょう。

ノンコンタクトタイムとは

学童保育所の支援員や指導員が勤務時間内に児童たちと関わらない時間のことです。

連絡帳の記入や保育士業務全般言う日誌の記入、学童管理票の作成や室内などの消毒など衛生管理、保護者対応や行事の企画、準備などの業務になります。

学童保育所の運営内容によっては、延長保育の料金の計算や一時預かり保育の予約、運営に関わる事務業務などを支援員などが担っているケースもあるでしょう。

学童保育は平日は短時間ですが、その短時間の間に子どもたちと関わる時間以外のさまざまな業務をこなさなければいけないのです。

ノンコンタクトタイムで行われる業務はその殆どが事務作業になります。

そのためノンコンタクトタイムを充実させることが学童保育のスタッフの業務軽減につながるのです。

ノンコンタクトタイムをICTシステム活用で効率化

学童保育のためのICTシステムというと入退室管理が主というイメージがあるかもしれません。

もちろん入退室管理をメインに導入している学童保育所もありますが、他にも職員のシフト管理や児童の管理、保護者へのお知らせや連絡帳機能などさまざまな事務作業を一括で管理できるシステムなのです。

GIGAスクール構想でインターネット環境が整っている学童保育所では、パソコンやタブレット、スマートフォンなどでシステムを活用できるので、ちょっとしたスキマ時間にも保護者とのコミュニケーションをとったり、緊急連絡を受けたりと業務の効率化を測ることができます。

同様のICTシステムでも、学童保育所の運営形態によって事務内容に違いがあるため、それにあわせたシステムのカスタマイズも可能です。

導入には好転反応のようにさまざまな負担がかかる可能性もありますが、厚生労働省が推奨し、自治体も補助金の用意があることなどICT化が進められているので、近隣の学童保育とも連携をとりながら、ノンコンタクトタイムを充実させるためにICTシステムの導入を検討してはいかがでしょうか。

ノンコンタクトタイムをICT化で充実させるメリット

ICTシステムの導入によってノンコンタクトタイムを充実化させるメリットで主な3点をご紹介しましょう。

職員同士のコミュニケーションがスムーズに

学童保育の職員は年齢層が幅広く、勤務形態も幅広いです。

ノンコンタクトタイムでは、児童の入退室情報や個人記録などの連絡を受けた際、口頭で確認したりメモを使ったりして職員同士で情報を共有し合うことも少なくないでしょう。

口頭で話し合うことで職員間のコミュニケーションをとることもできますが、必要な情報のみをタブレットやパソコンで共有するとより深いやりとりがスムーズにできるようになります。

また、必要な児童の情報を見ながら効率的に話し合うことが可能です。

保護者からの緊急連絡や入退室情報、児童の体調などもシステム上で一括で共有することができるので、メモをとること、報告をすること、拡散させることの手間が省けます。

報告、連絡、相談、確認などが職員同士でしやすくなるため、今以上に子どもたちや保護者に寄り添った内容のコミュニケーションがとれるようになるでしょう。

事務作業の負担が軽減され残業時間が減りやすい

学童保育所には保育士の卵の学生さんから主婦の方、教職を引退したセカンドキャリアの方などさまざまです。

学童保育所の職員は残業をしているというイメージが少ないですが、保育士と変わらずさまざまな業務に追われ残業をせざるを得ない状況にあります。

職員として働く方が長くは続けられない状況にある方が多い為、ライフステージの変化から職場を離れるケースも少なくありません。

そんな子どもたちの保育活動だけでなく繰り返される事務作業や行事の企画運営などの負担の大きな作業もICTシステムを導入することにより効率化され、勤務時間、勤務環境の改善につなげていくことが可能なのです。

学童保育の環境改善に取り組みやすい

公設の学童保育所では勉強を教えるということはありません。入室する子どもたちには居場所を提供することがメインになるので、土曜や長期休暇などの朝から入室する場合は子どもたちが楽しく過ごせる環境を提供しなければいけません。

宿題や家庭学習を促すこともですが、本やテーブルゲームを提供したり、DVDを鑑賞したり、地域の方と交流するイベントを設けたりとさまざまです。

しかし、ノンコンタクトタイムでイベントの企画運営などに時間がさけないほど事務作業に追われていると、なかなか企画案や保育環境の改善に取り組む時間が持てないというのが現実です。

ICTシステムを活用し、業務の効率化を図ることができれば、より子どもたちのためにイベントを企画したり、保護者とのやり取りに力を入れたり、学童保育所の環境の改善に向けて取り組む時間を設けることができるでしょう。

いかがでしょうか。

学童保育所の職員が事務作業を手作業で行っているとなかなかノンコンタクトタイムの充実化を図ることができません。

離職率を下げるためにもさまざまな環境を整えるためにもICTのシステムの導入を検討されるのはいかがでしょうか。

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