お電話での問い合わせ

050-3315-0377

学童ICTシステムの選び方

学童ICTシステムの選び方

共働き世帯の増加に伴う待機児童の増加や、児童福祉法の改正による少人数運営の学童保育所の増加など、さまざまな背景から学童保育のICT化が推進されています。
学童保育指導員・放課後児童支援員の保育の質を高めるため、こどもたちの学習をスムーズにサポートするため、学童のICT化は急がれるところです。
GAKUDOUをはじめ、さまざまなIT企業が学童向けのICTシステムをリリースしていますが、いざ導入しようとしてもどのシステムを選べばいいかわからないという方も多いでしょう。
こちらでは学童保育向けのICTシステムの選び方についてご紹介します。

ICTシステムを導入する目的を具体化する

ICTシステムの中にはいろいろな機能が搭載されています。
なんとなく便利そうだから、自治体で導入を進めているから、とシステムを導入するとうまく活用できず、人的・金銭的コストがかさむ状況になる可能性があるのです。
どのような機能があれば、学童保育の良好な運営につながるのでしょうか。
事務作業の効率化や、保護者とのコミュニケーションの円滑化ができる機能が搭載されていれば、こどもたちのために使える時間も増えますし、職員の離職も防げます。
児童や保護者に関する情報の管理や保護者とのコミュニケーションに関する機能はほとんどのICTシステムに基本機能として備わっています。
どれかを選ぶためにはより目的に即した学童保育に特化した機能を備えたシステムを選ぶ必要があるでしょう。

園バスの機能やかんたんな集計機能が搭載されていても、業務効率化につながる機能が揃っていなければせっかく導入するのにもったいないことになってしまいます。
本当にそれらの目的に必要な機能を搭載しているICTシステムかどうか比較検討するためにも導入する目的を具体化する必要があるのです。

学童保育指導員・放課後児童支援員・保護者が使いやすいもの

ICTシステムはパソコンやタブレットを介して行うインターネットのサービスになります。
タブレットやスマホに対応していること、画面が見やすくて操作がかんたんなものなど、まずは現場で一番使う職員が使いやすいシステムを選ぶことが大切でしょう。
また、施設にある現在のパソコンの数で足りるのか、専用のタブレットを購入する必要があるのか、対応台数の制限がないかの確認も必要です。
共有PCを使うとなると、待ち時間が発生してしまう場合もあるでしょう。
スキマ時間を利用して作業ができるように、スマホでも操作ができるICTシステムを選ぶと支障がありません。
特にスマホで操作できるかどうかは、保護者とのやり取りがスムーズにできるかにもかかってきます。

保護者とのコミュニケーションが良好であるかどうかは、職員の離職にもつながるのでとても大切です。
ログインの手続きに手間がかかったり、使い勝手がよくない操作性だったりではなかなか保護者も扱ってくれません。
そうなるとせっかくお知らせを一斉配信しても目を通してくれないこともありえます。
結局電話や紙媒体でのやり取りになり、ICTシステムを導入した効果が得られないでしょう。
保護者の中にはスマホ操作が苦手な方もいます。誰でもかんたんに閲覧や操作ができるICTシステムを選ぶ必要があるのです。

スマホやタブレットで容量のあるデータのやり取りを行う場合、Wi-Fi環境も必要になります。
タブレットを新しく購入するのに加えて、施設内の通信環境の見直しもICT化に向けて行うと良いでしょう。

セキュリティ対策は万全か 

学童向けのICTシステムは、園児の情報をはじめ、保護者や職員の個人情報を管理する機能が備わっています。
導入する上でセキュリティ面を心配する保護者もいらっしゃるでしょう。
ICT化をスムーズにすすめるためにもセキュリティのしっかりしたICTシステム・IT業者のサービスを選ぶことが大切です。

最新のウイルス対策ソフトを導入していたり、データ通信が暗号化されていたり、役職や職員ごとにアクセスできる範囲が制限できたり、登録端末のみアクセス制限できたりなどは最低限のセキュリティ対策でしょう。
操作ログ情報の取得や管理、外部監査期間による審査などはどうかも各サービスの担当者に説明を求めることをオススメします。
ホームページやパンフレットだけでは分かりづらい部分もありますし、ただ「安心です」とだけ言い切られて、あとから説明会などで保護者や職員に確認を求められるようなことがないようにしましょう。

学童保育のICT化に対する各種補助金に対応しているか

学童保育のICT化は政府の推進事業です。そのため、厚生労働省や文部科学省、各自治体から各種補助金が交付されています。
内閣府の「子ども・子育て支援交付金」の令和2年度第3次補正予算には、「放課後児童クラブ等におけるICT化推進事業」として、一箇所あたり50万円を基準とした補助が計上されました。
ICT化補助金とは、ICTシステムを導入する際に必要となる初期費用やICTシステムの利用料、工事費や通信費などの費用に対する補助金です。
ICT化を推進している学童保育の施設を応援するための補助で、ICTシステムの導入費用が抑えられるため、選ぶのであれば補助金に対応したシステムを選ぶ方が良いでしょう。
ただし、補助対象や補助要件、補助の有無など自治体によって異なるので注意が必要です。
ICTシステムを選ぶ際には自治体に交付の有無から確認しましょう。

実際に補助金の申請やそのほかの提出書類の準備などもICTシステムの担当者が手伝ってくれたり、オプションでついている場合があります。
そのあたりも確認しておくとより導入がスムーズでしょう。

ICTシステム導入時のサポートがあるか

紙媒体から急にパソコンやタブレット、スマホに変わるとなると学童保育指導員・放課後児童支援員も戸惑いますし、使いこなせるようになるまでに時間がかかるでしょう。
もちろん慣れればメリットは大きいですが、そこに至るまでが負担が大きくなります。
導入時は保護者も含め、説明会や勉強会が必要になりますし、窓口となる担当者を決めるなど負担もあるでしょう。
説明会を開催したり、説明のアドバイスをしたり、職員たちが慣れるまでのサポートを行ったりとサポート対応をしてくれるIT業者を選ぶと安心です。

導入の際のセットアップ、インストールや動作確認、ログイン、操作方法の説明はもちろんのこと、インターネット環境の整備から相談にのり、サポートしてくれる業者もあるので、信頼できる業者探しもICTシステムを選ぶポイントになるでしょう。

今すぐ電話相談

050-3315-0377

お問い合わせ

資料請求