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ICTシステムを利用してイベントを行おう

小学生の子どもの服はすぐにサイズアウトしてしまいます。

買った服がすぐに着られなくなってしまうという保護者の悩みに応えて、着られなくなった洋服などを譲り合うイベントが学童保育所主催で開催されました。

さまざまな関係者の協力も必要ですが、SDGsや地域交流の観点から取り入れるのはいかがでしょうか。

コロナ禍前から多世代交流

話題となっている市立永田小学校の児童が約20人他約50人が利用している「夢学童保育」。

新型コロナウイルス感染症対策が打ち出される以前は、「あきまつり」を開催して、地域住民を迎え入れ、本屋おもちゃ、雑貨などを販売するバザーや保護者による飲食模擬店、子どもたちが考えたゲームなどを行い、地域の絆を育む多世代交流の場となっていました。

コロナ禍で開催が難しくなっていましたが、感染症対策を図った上で社会活動の推進を行う「ウィズコロナ」の考え方を踏まえたイベントの開催を决めた次第です。

保護者と児童とともに企画

密を作らない場所、形態でのイベント開催で、「あきまつり」に代わるコロナ禍のニーズを捉えた企画を児童、保護者と学童保育所スタッフが協力して考えていました。

子供の成長によって、新しく買った服が「すぐに着られなくなってしまう」と言う保護者の切実な悩み。これをヒントに企画が練られていきます。

SDGsの観点から、ゴミを減らし地球の資源を有効活用することに貢献しようと子供が着られなくなった洋服や靴を譲り合うイベントを、試験的に学童保育所の関係者だけで行うことにしました。

子どもたちの活躍と成長が見られる場に

お試しのイベントには洋服や靴、水着、リュックサックなどの雑貨が約300点並びました。

子供たちも準備に貢献しました。衣類を低学年用と高学年用に分別したり見やすい配置を考えたり。残ったものが持ち主に帰るように名前を書いたシールを貼る作業も行われました。

上級生が「子ども店長」として現場をまとめ共同作業で絆の深まりを感じていました。「子ども店長」を務めた小学5年生男児は「洋服の色などを見て、平等に目に付く配置を考えた」と話しています。

規模を拡大して開催希望

今回洋服や雑貨を譲り合うイベントを開催した学童保育所と保護者そして児童は、今回の取り組みに手ごたえを感じています。今後は開催規模の拡大を検討中です。地域住民に参加を呼びかけて、年に2回ほど開催したいと希望しています。

学童保育所の運営者は「地域に根ざした学童として、他世代交流の促進につながる取り組みを進めていきたい」と意欲を見せていました。

今後もコロナ禍の情勢を見極めながら学童保育と学童、保護者と地域住民と協力して環境保全や地域交流、多世代交流を目指し開催規模が拡大されていくことでしょう。

学童のPRにもなるバザー

学童保育所のバザーは全国各地で行われています。

もちろん上記のような地域交流や都市大交流を目指して開催されている場合もありますが、地域と交流することによって学童保育所のPRをする場としての役割もあります。

また、学童保育所の父母会の運営をするための資金として学童保育所内だけでバザーを開催する施設もあります。

一般的なバザー用品とともに学童保育所内で子どもたちが制作した手作り品が「子どもの店」として販売されていることも。

高学年の子どもたちが学童保育での思い出として挙げるほど充実したイベントになるようです。

さまざまな関係者に協力を仰いで準備も大変ですが地域貢献の一環として学童保育所でバザーイベントを取り入れてみるのも良いのではないでしょうか。

すぐにサイズアウトしてしまったし服もそうですが体操服などを譲ってほしい、もったいないので譲りたい、といった保護者の声がきっかけになることが多いです。

学童保育所でも日用品やおもちゃや絵本を募るだけでなく、バザーとして交換していくスタイルを取り入れるのもアイディアのひとつでしょう。

ICTシステムを利用してより円滑に

こうしたことをやりたい、企画したい、学童保育所のスタッフや保護者を巻き込んでイベントを開催したいという場合、ICTシステムの連絡帳機能を使えばスムーズに周知することができます。

まずは保護者側から世間話程度に効いたことから企画立案のきっかけを学童保育スタッフと共有してみてはいかがでしょうか。

保護者には協力してもらわなければならないため、保護者とのやりとりを行う機能の中にあるアンケート機能を利用して開催の可否を伺っても良いでしょう。

本来ICTシステムは学童保育の運営スタッフや指導員、支援員の業務負担軽減のために開発されたシステムになります。バザーなどのイベントを開催することによってそちらに学童保育所支援やスタッフの手をとってしまい本末転倒になるようなイメージかもしれません。

しかし事務作業を軽減した上で、企画や準備を児童と一緒に行うのであれば、子供たちとの絆を深めたり子供たちと向き合う時間を増やすことに使えるため理にかなっていると言えるでしょう。

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