保護者の満足度は?学童保育利用者への意識調査結果

幼児から小学生を対象にした預かり保育・教育サービスを提供している企業が、学童保育所を利用している保護者へのアンケート調査を行いました。
アンケート結果の学童保育所利用の満足度について見ていきましょう。
ぜひ今後の学童運営の参考にされてください。
目次
保護者アンケート満足度ランキング
インターネット調査で行われた保護者アンケート。
学童保育所の利用満足度ランキングは以下の通りでした。(ウィズダムアカデミー調べ)
1位:お迎え・お送り付き添いサービス
2位:多様な「習いごと」と「アクティビティ・プログラム」
3位:入退室時のお知らせメール
4位:おやつや食事の提供がある
5位:夏休み等長期休暇期間は朝からお預かり
多様化する保護者ニーズに応えた結果であることが見て取れます。
「学べるアフタースクール」をテーマに、2010年にスタートした民間学童保育・幼児保育事業であるウィズダムアカデミーは、安心安全のきめ細やかなサービスを提供しているとのこと。全国に20施設あり、今後も安心して預けられ、質の高いサービスを提供する子どもたちの居場所であることを目指しています。
では一つずつアンケート結果の内容を見ていきましょう。
お迎え・お送り付き添いサービス
直線距離で半径2kmまでの学校、ご自宅、習いごとや塾への移動など、スタッフが専用車や公共交通機関、徒歩などでお子さんに付きそうサービスです。
学校や駅から学童保育施設へ、学童保育施設から他の場所への移動に対応しており、個別にオプションで時間指定を行うことも可能と、保護者の安心安全確保が第一という要望を形にしています。
回答された保護者からは、
「入学当初は子供だけでは不安だったので、道のりに慣れるまでサービスをつけて本当に良かった」
「雨の日の学童でも、なかなか乗れないタクシーを待つ必要がなくなった」
との声があがっており、学童保育のスタッフに安心して任せられるという、安心感や利便性が高く評価されました。
多様な「習いごと」と「アクティビティ・プログラム」
2位は独自の教育プログラムを提供している民間学童保育書ならではのサービスです。
特にこちらは習い事の多さは業界第1位を誇っており、プログラミングや英語といったものだけでなく、アートや運動系など多種多様なラインナップ。
それを平日に学童保育所施設内で受けられ、質の高い習いごとを保護者の手を煩わすことなくお子さんに受けさせることができることから満足度が高いことがわかります。
保護者からはお子さんが毎回楽しみに習いごとをしていることや、学習中のお子さんの様子を学童スタッフが保護者にフィードバックすることで伝わること、保護者の方がお子さんの成長を楽しみにされていることが満足度につながりました。
また、オンラインライブラリでの読書や英語や算数を学びながら世界中の子どもたちと計算力を鍛えるアプリ、AI技術を浸かって感じや英単語などを身につけられるタブレット教材など最先端の教材で学びを習慣にするサービスを提供していることも保護者の学習に対するニーズに応えることとなっています。
入退室時のお知らせメール
セキュリティに関すること、お子さんの安全安心確保に関することは保護者の方の一番気になるところです。
入退室はICTシステムで管理されており、お子さんの入退室が登録されると保護者の方にメールでお知らせするようになっています。
スタッフが必ず入室時に確認し、解錠、オートロックで施錠するため関係者が入り込む心配もありません。
保護者の方の回答によると
「子ども一人で学童に行かせるには心もとないので、到着時間のわかるお知らせメールが届くとやはり安心」
「入退室のお知らせメールのほかにも、お預かりの間の写真や動画が届くので、仕事の間離れていても子どもの様子が分かって安心」
という声が聞かれました。
やはりICTシステムによる連絡帳機能などの導入は保護者の安心感のために必須と言えるでしょう。
おやつや食事の提供がある
入室時間にかかわらず、全員におやつが提供されます。
夕食も栄養バランスのとれたお弁当が手作りされ、各保育施設に届けられる仕様となっており、長期休暇中の昼食も施設のお弁当を利用するか、ご自宅からのお弁当の持ち込みかを選べるとのこと。
アレルギーや栄養バランスが心配な保護者のニーズに応えてくれるのです。
長期休暇中はもちろん、気候に合わせた食べものが用意してもらえることは忙しい保護者にはニーズが高いサービスでしょう。
上記の通り夏休みなど長期休暇期間中は朝から預かってもらえるということが5位となりました。
長期休暇期間中ほどお子さんにさまざまな経験をしてほしいと保護者の方は願っていますが、忙しい中それも難しいもの。
それの希望に応えてくれる学童保育所だからこそ満足度が高いのです。
もちろん民営であることが強いではありますが、公設であってもICTシステムによって保護者の安心安全を確保してほしいというニーズに応えることは可能でしょう。