ICTシステム・GAKUDOUを導入して学童保育のICT化を進めている学童保育所様にお話をききました。
民営学童保育事業を行いつつ、一時預かり保育を行い施設有効利用をされている学童保育所K様。もともとはバスナビアプリ、入退室システム、シフト管理システムをそれぞれ別のICTのシステムを利用していましたが、年度更新に至って見直し、GAKUDOUのみにすることにされました。

ICTシステムを導入したのはどのような目的からですか？

保護者の方のニーズに応えるための習い事も行っている学童保育所を運営しています。子どもたちには園バスを利用してもらっているので、園バスが今どこにいるのかを把握できるよう、バスナビアプリを最初に導入しました。その後GIGAスクール構想の波にのってネット環境を整え、当時一番コスパがよいと考えた入退室管理システムとまた別の会社のシフト管理システムを導入して利用していました。GAKUDUは入退室管理だけだったんです。

その後、GAKUDOUの中のシフト管理や子どもたちの情報を管理するための機能だけでなく、バスナビシステムもあることがわかり、スタッフにも相談してシステムを一本化することにしました。

GAKUDOUを導入してから変化した点などございますか？

ICTシステムをGAKUDOUのみにするにあたって、今まで特に気にしていなかった連絡帳機能を保護者の方の希望もあり導入したら、電話に出ているスタッフがほとんどいなくなりました。基本的には静かな教室内だったのですが、スマホでスタッフが子どもたちを撮影している様子が伺え、コミュニケーションをとっている姿や、子どもたちの笑い声がよく聞こえる様になってきたのです。スタッフが常に忙しそうにしているという印象が薄れたせいか、子どもたちと触れ合える時間が増えたことが変わったことだと思います。

導入現場スタッフ様の反応はいかがでしたでしょうか？

３つのシステムをそれぞれタブレットとパソコンを見比べたり、こっちの画面を見て次はこっちのアプリを立ち上げてということが常態化していたので、とりあえずICTシステムは便利ということは伝わっていましたが、GAKUDOUに一本化したことで、管理画面ですべてひと目で確認することができるのでかなり好評でした。ICTシステムが便利というところから、さらに効率化が進んだ印象をうけます。　

また、連絡帳機能に添付する子どもたちの画像をコミュニケーションをとりながら撮影する様子などが確認でき、子どもたちが退室したあとは疲れ果てた雰囲気だったのが、楽しそうに連絡帳やお知らせを配信している姿があるので、気持ちにも余裕をもって働けているのではないでしょうか。

導入後保護者様の反応はいかがでしょうか？

保護者用のアプリをインストールしてもらうのに手間がかかるかと思っていましたが、さすがに毎日スマホを扱っている方ばかりなので、こちらの想定以上にスムーズに導入が完了しました。

お子さんの画像を添付しているとそれについて返信をいただくこともあり、普段ほぼやりとりがなかった保護者の方ともコミュニケーションをとることができるようになったので、安心して預けていただいていることを感じ取れます。

ICTシステムを導入する、使用するにあたって苦労された点はございますか？

もともとICTシステムを利用していたので、一本化するにあたっては特に苦労した点はありませんでした。スタッフからもっとはやく一本化してほしかった、こちらの方が便利というある種のクレームはありましけれど。（笑）

保護者の方のアプリのインストールで認証メールが届かないという保護者の方もいらっしゃいましたが、サポートの方から解決策をすぐにご提示頂いたのでスムーズに解決することができ、ありがたかったです。