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学童の種類・運営形態

学童の種類・運営形態

学童保育がどのようなものかは前述したとおりですが、学童保育にはさまざまな種類と運営形態があります。
どれが良い、悪いということではなく、学童保育を利用する必要がある保護者のライフスタイルや仕事の都合によって、それぞれに合わせた学童保育施設が選ばれているのです。
今回は学童保育の種類や運営形態、それぞれのメリットとデメリットについてご紹介いたします。

学童保育の種類

学童保育には自治体が主体となっている「公営」のもの(①公設公営、②公設民営、③民設民営)と、④管轄外・民設民営のものがあります。①~③を公設学童、④を民間学童と呼んでいます。
公設と民間の違いを見ていきましょう

公立の学童保育

厚生労働省管轄で共働きやひとり親の家庭の子どもを対象として設置された保育施設です。そのため、利用には様々な条件があります。
条件は対象年齢小学3年生まで(自治体によって異なる場合もあります)で、親が働いていること。
例えば東京都世田谷区の場合、日曜日を除く勤務の終了時間が午後3時以降の日が週に3日以上あり、かつ1週間の就労時間が日中20時間以上ある場合学童保育に子どもを預けることが可能です。
運営時間は学校終了後(放課後)~18時までが一般的で、土曜日は9~17時、日曜日は開園していません。
そして、学童保育での子どもの過ごし方は基本的にはこどもの自主性に任せ、遊んだり、宿題をしたり、施設内においてある漫画を読んだりテレビを見たり様々です。
また、利用料金に関しては、おやつ代込みで1か月5,000~10,000円程度。
これらは自治体によって異なりますが比較的安価で利用しやすい金額になっています。

放課後子供教室

放課後子ども教室は、親が働いているかどうかは関係なく、小学校1年生~6年生を対象に学校が終わった後17時ごろまで子どもを預かっても耐える施設です。
基本的に日曜祝日、長期休暇などは開園していません。
学童施設内では子どもは自由に遊んだり宿題をしたりして過ごします。
また、放課後子供教室は基本的に無料です。
遅くまで子供を預かってもらう必要が少ない家庭、夕方には保護者が帰宅できる場合は放課後子供教室は重宝されています。

民間学童保育

厚生労働省管轄外で、民間会社や学校法人が行う学童保育サービスです。
そのため、施設によってさまざまな独自のカラーリングで運営していることが多く、他社との差別化を図っていることが多くみられます。
たとえば、大きな部分で言うと公設の学童保育は対象年齢が小学生3年生までとされていますが、民間学童保育は保育対象の年齢を特に制限しておらず、学区外の子どもも受け入れる場合があります。
また、運営時間も20時以降、22時や24時、お泊り保育が可能な施設もあるなど、利用者のニーズに合わせて柔軟に展開しています。
そして、公設とは異なり日曜日や夏休みなどの長期休みには開園しています。
施設内での過ごし方はこどもに自主性に任せる場合や、各施設のカラーに合わせ英会話やプログラミングなどの講習を行う施設もあります。
利用料は入会金が1~3万円、利用頻度によって利用料は異なりますが1カ月4~10万円程度。プラス習い事や食事など追加料金がかかる場合もあります。

公立学童のメリット・デメリット

公立学童のメリットは何といっても費用が安いことです。
公設の学童保育施設は働く親の支援が目的のため税金で運用されています。そのため費用を安く抑えることができるのです。施設も学校の近くや学校の敷地内に設置される場合が多く、子どもが不用意に外を出歩く心配がない反面、学校内の教室などを使用するため施設は狭めというデメリットがあります。
また、利用者が多いので子どもの年齢も小学1年生~6年生まで多岐にわたり、子どもの性格によってはほかの子どもと馴染めない、スタッフの目が届きにくい等が挙げられます。
学習面でも各自の自主性に任せられているので、宿題や勉強などをするかどうかはこども次第です。

民間学童のメリット・デメリット

メリットは設備が行き届いていることやきめ細やかなサービス、学校が終わった後にも子供に学ばせたいと考える保護者には向いています。
また、運営時間も長いので、仕事が遅くなりがちな保護者にとっては安心して子供を預けられるという点も挙げられます。
入浴、食事、就寝などの世話をしてくれる施設や自宅までの送迎サービスを取り入れている施設もあり、忙しい保護者にはとてもありがたいのではないでしょうか。
デメリットはやはり費用面が高いということです。
きめ細やかなサービスと利便性を考えると致し方ないのかもしれませんが、公立学童施設と比べると10倍以上になってしまいます。

学童保育施設を選ぶ際には

上記のように学童保育施設といっても様々な形態があり、サービス内容やかかる費用も様々です。
費用面はもちろんですが、我が子に小学生の6年間をどのように過ごさせたいか、のびのびと子供らしく過ごさせたいのか、中学受験に向けて勉強をする時間を効率的に確保したいのか、など、家庭の方針や子どもの希望に合わせて選ぶのが良いとされています。

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